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　日本で一番有名なお米といえば、やはり魚沼産コシヒカリですね。その特徴を挙げてみれば、とにかく食味が良いの一点につきます。日本で一番美味しいお米だと考えてる方も大勢いらっしゃるかと思います。しかし、価格が他の産地と比べてかなり高いことでも有名ですね。

　では、その魚沼産コシヒカリは会津産コシヒカリと比べてどの程度違いがあるのでしょうか。まずは下のグラフをご覧下さい。
　このグラフは米穀データバンクという団体で発行している「新 コメ食味チャート」という本から抜粋したものを比較しやすく加工したものです。「新 コメ食味チャート」とは全国の主要な銘柄の特徴や他品種との比較を行っている本です。
魚沼産コシヒカリと会津産コシヒカリの食味チャートによる比較


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（米穀データバンク調べ）

こうして比べて見ると、魚沼産コシヒカリと会津産コシヒカリでは柔らかさ以外の項目では同じく最高の評価を受けています。


各項目を簡単に説明しますと、外観、香り、味については名前のとおり、見かけが良く、香りが良く、味が良いほど点数が高くつけられています。粘りについては粘りが強いほど点数が高くなっています。柔らかさでは、柔らかければ柔らかいほど高得点になります。


　また、会津産コシヒカリの特徴として「魚沼産コシヒカリに比べて弾力がある」とも評価されています。

これらのことを踏まえて申しますと、「柔らかさ」以外では魚沼産コシヒカリも会津産コシヒカリも同じレベルであり、違いといえば会津産コシヒカリは魚沼産コシヒカリに比べて弾力がある、ということになります。

　しかし、柔らかさの違いも点数にして1点の違いですので、それほど差があるとは申しません。ただ、少し弾力が感じられるといった程度の違いです。もし柔らかいお米が好みであれば、水をほんの少し多めに加えて炊いていただければ大丈夫です。　
　

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